いわきＦＣ 来季のＪ１ライセンス交付 リーグ戦残り６試合でプレーオフ圏内間近

　Ｊリーグは２４日、Ｊ２いわきＦＣに対し、来季のＪ１参戦が可能な「Ｊ１ライセンス」を交付したと発表した。今季の初交付に続いてで、例外規定が適用されている。今季のいわきは３２試合を終え、１４勝７分け１１敗の７位。リーグ戦は残り６試合で、Ｊ１昇格プレーオフ圏内の６位・ジェフユナイテッド千葉とは勝ち点で並んでいる。
　なおいわきはＪ２に昇格する際に例外規定を利用しており、この適用期間は変わらない。２０２５（令和７）年６月までに基準を満たすスタジアムの計画を提出し、２７年６月までの着工が求められている。完成は３１年シーズンの開幕まで。
　またＪリーグは同日、有料のスポーツ動画配信サービス「ＤＡＺＮ（ダゾーン）」の視聴者数等に基づいたファン指標配分金について、２０２４年度の中間順位を公表した。いわきは全６０クラブ中３４位。１位はＪ１浦和レッズ、Ｊ２でトップは全体で２１位の清水エスパルス。
　この配分金は総額１３億６千万円で、最終順位はシーズン終了時点のＤＡＺＮ視聴者数等で決定する。昨季のいわきは全６０クラブ中３８位で、１０５３万６９９０円が配分された。１位の浦和は８５３６万４０４円だった。
　（資料写真：いわきＦＣのホームゲーム）