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「プレーオフ届かなかった悔しさ忘れずに」いわきFC 内田市長に今季終了報告

 サッカー・J2いわきFCは18日、いわき芸術文化交流館「アリオス」で、内田市長に今シーズンの終了を報告した。いわきはJ2昇格2年目の今季、終盤まで目標とするJ1昇格プレーオフ(3~6位)争いを展開し、15勝9分け14敗の成績で20チーム中9位で終えた。
 報告ではMF山下優人選手が「J1昇格プレーオフには届かなかったが、この悔しさを忘れずに、来年はもっと飛躍できるようチーム全員で戦っていきたい。また1年間、よろしくお願いいたします」とあいさつした。
 表敬訪問にはチームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智代表取締役、昨季の18位から一気にチームを躍進させた田村雄三監督、そして山下選手をはじめ、トップチームの選手、スタッフらが勢ぞろいした。
 内田市長は「昨季は厳しい戦いが続き、J1は遥か彼方(かなた)の存在だと思っていたが、今季はプレーオフ争いを最後まで繰り広げ、市民の皆さんも力強く応援していた」などと選手たちの頑張りをたたえながら、「いわきFCは単なるプロスポーツクラブではなく、『まちづくりのパートナー』。これからも共に、いわき・浜通りの真の復興の姿を見せましょう」と呼び掛け、さらなる活躍を熱望した。
 この日は、同じくホームタウンとなる双葉郡川内村、葛尾村、浪江町、双葉町、大熊町、富岡町、楢葉町、広野町の各役場も訪問。大倉氏は「毎年変わらず応援していただき、年を経るごとに熱気を感じる。来季はクラブ発足10年になるので、より地域を盛り上げていきたい」と語った。
 (写真:内田市長のもとを訪れた選手・スタッフ)

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