スナップショット
<スナップショット>渡辺町・中釜戸のシダレモミジ見ごろ 赤色に彩られ勇壮に
渡辺町中釜戸の国指定天然記念物「中釜戸のシダレモミジ」が見ごろを迎え、多くの見物客が訪れている。シダレモミジは観音堂の敷地内に立ち、大小2本の木は幹がねじれ曲がり、コブがつき、枝がしだれて傘を広げたような特徴ある姿をしている。
樹齢は不明だが400年ともいわれ、植物形態学的・遺伝学的に貴重な樹木で、1937(昭和12)年に国指定天然記念物となった。11月初旬はまだ緑色だったが、下旬に入って朝晩に気温が下がる日が多くなり、次第に赤色に彩られ勇壮な姿に変化した。12月初旬まで楽しめるとみられる。
(写真:多くの見物客が訪れているシダレモミジ)