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<スナップショット>4日は清明 いわき金成公園でカタクリ見ごろ
4日は二十四節気の「清明」で、春のうららかな日差しを受け、万物が若返り、清々しく明るく美しい頃とされる。小名浜のいわき金成公園内の岩出の郷では3日、見ごろを迎えた、斜面を紫色に染め上げるユリ科の多年草カタクリが雨に打たれて花弁を閉じ、降り注ぐ陽光を待ちわびていた。
里山づくりに取り組み、新しい価値を次世代に伝える活動を進める岩出の郷里山クラブ(佐藤幸二代表世話人)によると、カタクリの保護活動は約20年前に開始。自生地の笹を取り払い、18株からスタートし、今では千株以上の群生地になっている。
日が当たる午前10時過ぎに花を開くことが多く、10日ごろまで楽しめそう。
(写真:雨に打たれ、花弁を閉じたカタクリの群生地)