１２日に好間・いわきワイナリー感謝祭 ヌーボーなどの販売も

　ＮＰＯ法人みどりの杜福祉会いわきワイナリー（今野隆理事長）主催のいわきワイナリー収穫感謝祭が１２日午前１０時から午後４時まで、好間町中好間のいわきワイナリーガーデンテラス＆ショップで開かれる。いわきワイン推進協議会、いわき夢ワインを育てる会共催、市後援。イベントに先立ち、同法人マネジャーの四家麻未さんらがいわき民報社を訪れ、来場を呼びかけた
　同法人は元々、地元産のオリジナルワインを作ることを夢見て、双葉郡広野町や好間町の農園でブドウ栽培をしていた今野理事長が、障がい者の就労支援のために設立。東日本大震災で一時夢断たれたものの、震災後に好間の農園で本格的なブドウの栽培を再開し、平成２６年に第１号のワインを発表した。翌年、果実酒製造免許を取得して本格始動。同３０年７月に同テラス＆ショップをオープンさせ、現在は約３ヘクタールの畑で栽培し、年間約３０種類のワインを製造・販売している。
　日ごろから世話になっている地域住民や愛飲家への感謝の気持ちを込めたイベントで、会場では本年産のできたてヌーボーをはじめ、２０～３０種のさまざまなワインが屋外で楽しめる。フランス・パリで先ごろ行われた「第１６回フェミナリーズ世界ワインコンクール２０２２」の日本ワイン赤ワイン部門で、金賞に輝いた赤ワイン２銘柄も数量限定で用意。ワイン教室やブドウ畑・醸造所を巡るワイナリーツアー、結成１５年のサラリーマンバンド「かざみどり」のミニライブのほか、地元の名店によるワインに合う料理や買い物が楽しめるコーナーも設ける。
　雨天決行、荒天中止。入場料は３千円（数量限定・収穫感謝祭記念グラス、ワイングラスホルダー、７５０ミリ記念ワイン付）で、未成年は入場無料。前売りチケットは同テラス＆ショップのほか、市内各所で取り扱っている。当日はＪＲいわき駅前（各便２４人）と会場を結ぶ無料のシャトルバスを午前９時２０分から順次運行する。
　問い合わせは同テラス＆ショップ＝電話（３６）０００８＝、またはメール＝info@iwakiwinery.com＝まで。
　ほかの前売りチケット取扱店は次の通り。
　好間町商工会　新鮮やさい館好間店　あわのや酒店　さわきや　セラーズまのめ　酒のいしかわ郷ケ丘店　新鮮やさい館平窪店　新鮮やさい館谷川瀬店　ワンダーファーム　ユーズダイナー四倉ＳＳ　道の駅よつくら港　まるとみ酒店　酒のいしかわエブリア店　酒のいしかわ泉店　古川クラ酒店　ファーマーズ・マーケットいがっぺ