東京マラソンが22日に、都心を走る42・195㌔で開かれた。本県出身の今井正人選手が全体で7位だったものの、2時間7分39秒の日本人1位となり、8月に中国の北京市で開かれる第15回世界陸上選手権大会の日本代表に有力となった▼競技ランナーや市民ランナー約3万6000人が都心を駆け抜ける様子をテレビで見ていて、8日に開かれたいわきサンシャインマラソンを思い出した。出場者数は、アボット・ワールドマラソンメジャーズの東京マラソンには及ばないが、沿道などでの市民の応援は負けていないと思った▼サンシャインマラソンが開かれるようになり、市民ランナーが増えてきているようだ。日ごろもランナーの姿をよく見かけるようになったし、周りでも走る友人が増えている▼走ることが健康にいいことだとは分かってはいるが、なかなか実行に移せない。芝生のフェアウエーに心を引かれる。体をリセットするためにも、少し走ってみようか。
片隅抄