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片隅抄

2015.03.04

今月1日から全国で「春の火災予防運動」が始まった。いわき市でも幼児消防クラブの防火パレードなど、さまざまな広報活動を通して、市民に火の用心を訴えている▼今年に入り、市内で火災が相次ぎ、「火災多発特別警戒活動」が発令された。その際、市消防本部では①寝たばこ禁止②ストーブは燃えやすいものから離して使用③ガスコンロなどのそばから離れるときは火を消す―の住宅防火のための3つの習慣を発表し、注意喚起を促した。こうしてみると人為的ミスや不注意を戒めるものばかり▼放火は別にして、火の始末、取り扱いに注意すればある程度、火事は防げるともいえる。今運動の重点目標は、住宅防火対策、放火火災防止対策、火災予防指導の徹底の各推進など、6つの目標が掲げられている▼3月に入り、日々春めいた陽気になり、暖房器具を使う機会は減ってくる。とは言っても火災が多いのは2月、3月。油断はできない。いつの季節でも「火の用心」を忘れずに。

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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