「サクラサク」。昨16日に県立高の合格者が発表された。いわき地区の全日制15校・33学科では、Ⅰ期、Ⅱ期選抜合わせて2609人が晴れの合格を果たした▼合格者は一夜明けて、あらためて合格の喜びに浸っているに違いない。本社でも例年通り、市内各校の合格者番号を掲示した。多くの受験生や保護者らが自分の番号を確認し、写真に収めるなど、笑顔を見せていた▼「サクラサク」と言えば、そろそろサクラの開花時期が気になる。いわきでは小名浜まちづくり市民会議といわき観光まちづくりビューローが共同で開花宣言を行っている。日本気象協会のサイトでは、小名浜で4月5日の開花予想。花見の時期が待ち遠しい▼高校時代は、人生の中で一番成長する時期といわれている。1度しかない人生。東日本大震災を乗り越えて成長し、難関を突破した喜びを忘れず、今から大学進学や部活動などの目標を掲げて、悔いのない充実した3年間を過ごしてほしい。
片隅抄