先日、22年度いわき夏まつりの入り込み客数が発表された。それによると、7月から8月にかけて行われた8つのイベントの入り込み客数は、前年度比0・1%減の109万4000人だった▼いわきの夏まつりは、7月31日の「いわきおどり勿来大会と鮫川花火大会」「四倉ねぶたといわきおどりの夕べ」「おなはま海遊祭」で開幕。8月20日までの夏井川流灯花火大会まで、延べ11日間にわたっていわきの夏を盛り上げた▼今年は天候にも恵まれ、入り込み客数の増が期待されたが、ほぼ前年度並みとはいえ、実際は減少した。海水浴場の入り込み客数の発表の際にも感じたが、晴れの日が続き、気温が高く逆に暑すぎて、人の動きが鈍ったのかもしれない▼やや気温は下がってきたが、まだ暑い日が続いている。海水温上昇によるサンマの不漁やいわき梨の収穫の遅れなど、今夏の暑さはさまざまな秋の味覚に影響を与えている。〝暑さもほどほどに〟というところか。