6月の第3日曜日は「父の日」。今年は16日に当たる。父の日は米国が発祥の起源とされ、日本では1955年ごろから知られるようになった▼お父さんに感謝を表す日とされ、母の日の赤いカーネーションに対し、父の日には黄色いバラが贈られる。ただ贈る側としては、一般的にはハンカチや靴下、お酒、ネクタイといった日常的に使うものを選ぶようだ▼一家の大黒柱として働くお父さんだが、家庭では存在感の薄さを嘆く。そんなお父さんだけにわが子からの贈り物なら何でもうれしいはず。大手保険会社の調査によると、4人に1人のお父さんが、今までもらった中でうれしかった贈り物の1位に「手紙、メール」を挙げていた▼父の日にはまだ時間があります。ただ品物だけを贈るのではなく、毎日家族のために仕事を頑張っているお父さんに対し、贈り物と一緒に感謝の手紙を添えてみるのはいかがでしょうか。きっとお父さんは大喜びをすると思いますよ。