個人的には久しぶりの連休だったが、うち1日は取材に赴いた。快晴ながら秋とは思えない日差しの強さ、だが翌日は朝からやや強い雨。上がってからもむしむしとした不快さが残った▼そんな中、ある祝賀会に足を運んだ。普段は仕事柄、席に着くこともなく進行にのっとり、主賓あいさつまで粛々と待つ。この間、場合によっては1時間かかることもあるが、今回は招待者として出席した▼受付で会費を払うが、定番の「式次第」がない。座席は名簿と照会後に知らされた。取材の場合、資料的な印刷物がないと記事作成上、不自由をきたすこともあるが致し方ない。すでに席には同じ町内の方々がいらした▼「式次第」のないことが話題になったが、これもまた新鮮に映った。時に出席者名が気になり、落ち着かないことが多々ある。過去、いきさつがあり顔を合わせたくない御仁もいる。そのわずらわしさがない分、主賓の栄誉を祝うことができた。