隣組の組長を引き受けて4カ月が過ぎた。戸数11軒の小さな隣組だが、けっこう業務があるものだ▼運動会などの裏方を始め、各種寄付集めに広報の配布、清掃活動、回覧板、訃報の回付、総会への出席と、細かな業務が多岐に渡る。今は何とか仕事をこなしているが、うっかりして配布するはずの広報紙を忘れはしないかと、心配だ▼ところで抄子のいる隣組でも、少子高齢化が進み、子どもと同居する家はほんの数軒。あとは高齢者だけの家ばかり。組長は災害があった場合、避難所に組員を誘導することも仕事の一つとされているが、果たして災害が起きた際に、高齢の組員を無事に誘導できるのかと不安になる▼昨夜は台風の影響で市内は荒れた天気。今月は大雨によって静岡の熱海では、大規模な地滑りが発生、鳥取、島根でも記録的な豪雨で河川が氾らんし、多くの犠牲者と被害が出た。これからは台風シーズンだけに、備えだけはしっかりとしておきたい。