市は1日から、低速の小型電気自動車(EV)バス「トイボ」による実証運行を開始した。今回は令和2年度に続き、平中心市街地の交通利便性向上を図り、地域内の回遊性を高めることによって、にぎわい創出や経済活性化などにつなげることを目的としている。
運行車両の最高速度は時速20km未満で、定員は運転手を除いて9人。「街の魅力と出合えるおもちゃ箱(トイボックス)のようなバス」から、トイボと命名された。
デマンド型運行として、平中心市街地に39カ所の乗降ポイントに設けられ、利用者の予約に合わせて、運行経路やスケジュールが設定される。
31日まで。利用料金は無料。運行時間は午前10時半~午後1時、同2時~4時半。土曜・日曜・祝日も運行する。スマートフォン用アプリ「MONET」によって、車両呼び出しや、3日前から20分前までの事前予約ができる。
運行情報や利用予約は報徳タクシー=電話(23)6111、実証運行全般は市スマート社会推進課=電話(22)7473=まで。
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