2023南東北大学野球春季リーグ戦(南東北大学野球連盟主催)の第1週が8、9日、いわきグリーンスタジアムで開かれた。春秋4季連続36回目のリーグ優勝を目指す東日本国際大は、石巻専修大学に幸先よく連勝スタートを飾った。第2週は15、16日にヤマリョースタジアム山形(山形県野球場=同県中山町)で山形大と対戦する。
8日に行われた開幕戦では、五回までわずか1安打に抑えられていた東日本国際大が六回、森川大輝(1年)、代打・須貝将希(2年)の連打でチャンスをつかむと、四番の青木空良(4年)が左前に運んで先制した。
八回には2死二塁から佐々木優征(同)、本橋空南太(2年)の連続長短打などで2点を追加した。開幕投手に抜てきされた阿字悠真(2年)は、4回を毎回の6奪三振と好投。その後も3投手のリレーで、無得点に抑えた。
9日の第2戦では、左腕のエース早坂一希(4年)が先発登板。四回まで被安打2で抑えると、この試合でも小刻みな継投で相手に、最後まで得点を許さなかった。
序盤は苦しんだ打線も、四回2死無走者から、佐々木、本橋の連続二塁打と須貝の適時打で2点を先制すると、五回には青木の2点適時三塁打が飛び出し、七回にも連続四球と敵失に乗じて、打者10人を送って4点を追加し、コールド勝ちをおさめた。
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