いわきFCは16日、明治安田生命J2リーグの第10節で、4位のザスパクサツ群馬(群馬)を、ホームのいわきグリーンフィールドに迎え撃つ。キックオフは午後2時。
群馬は昨季、11勝9分22敗と20位に沈んだが、高いボール奪取力を武器にハードな高い守備力を誇る、海外経験豊かな元日本代表ボランチのMF細貝萌(36)を精神的支柱に、得意の空中戦やポストプレーで攻撃の起点を作り、昨季キャリアハイの8ゴールを決めたFW平松宗(30)、守備の要として、時にセットプレーで得点にも絡むDF畑尾大翔(32)らが残留した。
開幕3戦こそ白星に見放されたが、第6節で格上の清水エスパルス(静岡)相手に金星をつかむと、栃木SC(栃木)、V・ファーレン長崎(長崎)、大宮アルディージャ(埼玉)を立て続けに撃破し、4位に浮上した。
いわきは前節、初のナイトゲームで4試合ぶりの勝利を狙ったが、試合開始直後に先制されると、前半だけでハットトリックを許した。MF永井颯太(23)らが果敢に攻めるも、負傷交代や警告2枚の退場も響き、1点が遠かった。
今節の結果次第では、J3降格圏に落ちる可能性もあるだけに、何としても地の利を生かして、勝ち点3をつかみたいところだ。
いわきFC