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春季高校野球いわき支部大会 平商・いわき総合・相馬農が敗戦も見せ場作る
第75回春季東北地区高校野球県大会いわき支部大会(県高野連いわき支部主催)が22日、いわきグリーンスタジアムで開幕した。23日までの結果は次の通り。
<22日>
◇1回戦・第1試合 いわき湯本1―0小名浜海星◇同・第2試合 磐城桜が丘8―6平商・いわき総合・相馬農◇2回戦 平工5―4勿来工
<23日>
◇2回戦・第1試合 磐城5―1いわき湯本◇同・第2試合 いわき光洋6―1◇敗者復活1回戦 勿来工13―5平商・いわき総合・相馬農(七回コールド)
3日目の29日は、県大会出場枠3校のうち、最初の2校を決める準決勝を行う。午前9時からの第1試合では平工業―磐城、同11時半からの第2試合ではいわき光洋―東日大昌平が対戦する。
【ネットうら】
〇…唯一の合同チームとして出場した平商業・いわき総合・相馬農業の春の戦いは大会前半で終わった。1回戦では磐城桜が丘相手に、六回表まで4―1とリード。同点とされてもすぐ2点を追加して粘りを見せたが、八回に逆転された。敗者復活戦に回った勿来工業との一戦も、0―10とゴールド負け寸前で一挙5点を挙げて七回まで試合を続けた。
〇…試合には、平商業5人、いわき総合6人、相馬農業2人の計13人で臨んだ。平商業といわき総合は、昨秋も合同チームを組んだ間柄とあって、お互いに顔見知りだ。しかし練習試合どころか、まとまった練習すらなかなかできなかった。チーム練習は4月に入ってから2、3回、練習試合も1度しかできなかった。そうした中で、敗れはしたが見せ場を作った選手たちを、鹿野治彦監督は「粘り強さを見せてくれたのは良かった」とたたえた。