内郷高野町の高野小近くの高台にある「高野プロムナードローズガーデン」(通称・高野バラ公園)で、約150種3千本以上のバラが最盛期を迎え、色とりどりの豪華な花々が競演している。
同バラ園は会社経営・高萩重美さん(85)が、東日本大震災で傷ついた人々の心を花の力でいやそうと、所有する山林で整備し始めたもの。千葉県八千代市の京成バラ園の協力を得て、専門家のアドバイスをもらいながら、野趣あふれる庭園を育てている。
年々株が大きくなり、見ごたえのあるバラ園に。早朝から手入れに追われる高萩さんは「こんなに良くなるとは思わなかった」と目を細める。今年はツルバラを中心に300株ほど増やした。例年より2週間ほど早く咲き始めた。6月上旬までは見ごろが続きそう。
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