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エスパル2階 あす「えきポレ眼科」開業 市内初のICL・IPCL手術も

 JRいわき駅直結のエスパルいわき2階に18日、一般診療から日帰り白内障手術に加え、いわき市初のICL・IPCL(眼内コンタクトレンズ)手術などに対応する「えきポレ眼科クリニック」がオープンする。
 院長の鈴木界さん(33)は平出身で、磐城高、北里大医学部を卒業後、東大和病院(東京都東大和市)で初期研修医を修め、日本医科大付属病院(東京都文京区)の眼科を経て、同大千葉北総病院(千葉県印西市)の眼科に奉職し、若手として第一線で活躍してきた。
 さらに最新の技術を学ぼうと、品川近視クリニック東京院(東京都千代田区)に転じ、ICL・IPCL手術によって視力回復を多く手がけてきた。そして地域医療の向上を胸に抱いて帰郷し、満を持して、えきポレ眼科クリニックの開業を決めた。
 医師不足がいわき市の話題となる中で、眼科も市内の一部医療機関に集中する傾向にあり、場合によっては郡山市や茨城県水戸市にまで受診に行く必要がある。こうした中、鈴木さんは「少しでもふるさとのために、自分の力を役立てられれば」と、えきポレ眼科クリニックのオープンを決意した。
 医師になろうと思ったきっかけは、小学生時代にまでさかのぼる。親しかったおじがバイク事故に遭い、命を落としたことを目の当たりにし、幼いながらに医師を志すようになった。やがて毎日の生活に欠かせない目の重要性から、眼科の道を選んだ。
 JRいわき駅直結のエスパル2階に位置するとあって、院内には明るい光に差し込み、安心して訪れることができる。一人一人に信頼される診療を心がけており、ささいな不安にも丁寧に答えていく。休診日も日曜日のみとしており、それぞれのライフスタイルに合わせて通うことを可能となっている。
 診察室にもこだわりを持つ。大きなモニターを備え付けており、受診している本人はもちろんのこと、家族が同席した場合も医師の説明を分かりやすく理解できる。「質の高い医療サービスを提供していきます。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください」と話している。ホームページは<こちら>。

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