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いわき市の海水浴場 今夏は6万4千人 前年比5割強は猛暑など影響か

 市は16日、今シーズンの市内海水浴場の入込客数(7月15日~8月15日の32日間)を公表し、勿来、薄磯、四倉、久之浜・波立の4カ所で、計6万3947人(前年比5万5950人減)だったと明らかにした。
 海水浴場ごとでは、勿来が9658人(同760人増)、薄磯が3万6841人(同5万5326人減)、四倉が1万4120人(同2022人減)、久之浜・波立が3328人(638人増)となっている。
 今年は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、5類に移行して初めての海水浴場シーズンを迎え、人出が期待されたが、全体で前年の53・3%にとどまった。現在の4カ所開設になった2019(令和元)年以降、コロナ禍で取りやめた20、21年を除き、最少の入込客数を記録した。
 前年を下回った理由について、市観光振興課では、期間中に7回発表された熱中症警戒アラートによって、外出そのものが自粛されたと指摘。さらに期間後半には、悪天候や高波が影響を与えたと分析している。
 また特に薄磯が大きく落ち込んだ件は、県内外から人気のある海水浴場のため、5類移行によるレジャーの多様化のあおりを受けたとし、他の観光地と競合したと言及。同課の担当者は「改めて魅力の発信を進めていきたい」と話している。
 一方で期間中には大きな事故はなく、「来年度以降も引き続き、安全・安心な海水浴の環境づくりと、入込客数の増加に努めていく」とのコメントを発表した。いわき市では東日本大震災前の2010(平成22)年、計10カ所の海水浴場に80万1413人の入込客数があり、夏を代表する観光として、復活が期待されている。

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