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いわき市「緊急安全確保」解除 床上浸水1050棟 内郷で死者1人
8日午後から9日朝にかけて、いわき市を襲った大雨について、9日午後4時現在、市内の住家被害は全壊1棟、床上浸水約1050棟、床下浸水約130棟であることが分かった。市災害対策本部会議で示された。いわき市全域に発令されていた「緊急安全確保(警戒レベル5)」に関しては、9日午後3時9分に解除された。
公共交通機関の乱れが続いている。JR東日本によると、9日のいわき駅発着の常磐線、磐越東線の列車は、終日運転見合わせとなった。
市消防本部によると、9日午前6時15分ごろ、いわき市内郷内町水之出で、通行人から「側溝に人が倒れている」と通報があった。現場では70~80代とみられる男性が心肺停止の状況で倒れており、死亡が確認された。
内郷白水町の市道では、白水川があふれ、車両やコンテナハウス、自動販売機が流され、道をふさいでいた。近所の女性は「車を覆うような濁流によって、流されるのを見ているだけだった」と話していた。
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いわき市の災害報告書(9日午後6時まとめ)は<こちら>。
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災害ボランティアセンター開設・り災証明書発行に関する記事は<こちら>。
災害廃棄物の仮置き場受け入れに関する記事は<こちら>。