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いわき民報社黒獅子旗 15年ぶり小名浜一の手に 中学野球新人戦
いわき民報社黒獅子旗争奪「第58回市中学校新人軟式野球大会」(市中体連、いわき野球連盟、磐南野球連盟、いわき民報社主催)は1日、錦町の南部スタジアムで最終日を迎え、準決勝と決勝が行われた。
決勝では、この大会の前哨戦となる9月のマルト杯を制した小名浜一が、今年の市中体で優勝、県中体でもベスト4入りした平三を9―0の六回コールドで下し、大会最多タイとなる7回目の優勝を果たした。小名浜一と植田東は磐南野球連盟、平三と平二・好間はいわき野球連盟の代表として、22、28、29日に会津地区で行われる県大会に出場する。
第1回大会は平三が、第2回大会は小名浜一が優勝し、その後通算6度ずつの優勝を誇る古豪同士の対決。序盤の投手戦から一転し、後半は小名浜一が集中打を浴びせ、守っても2投手のリレーで完封するなど、小名浜一が投打にわたって平三を圧倒した。
0―0で迎えた四回、小名浜一は青谷、横山の連続二塁打で先制。さらに斎藤央のスクイズで1点を追加すると、五回には3安打に連続犠打や連続四球を絡めて3点、六回には横山の中越えランニング本塁打も飛び出してリードを広げた。守っても斎藤央、横山の投手リレーで平三打線を1安打7奪三振に抑え、バックも無失策で点を与えなかった。
平三は先発の桑原が三回まで2安打無失点と好投したが、四回に捕まると、小名浜一の攻撃の勢いを止めることができなかった。攻撃では六回に永瀬の安打と連続四球で2死満塁の好機をつくったが、後続を断たれた。
◇決勝
小名浜一
000234 9
000000 0
平 三
(六回コールド)