サッカー・明治安田生命J2リーグの第40節として、17位のいわきFCは29日、アウェーのフクダ電子アリーナ(千葉県千葉市)に赴き、5位のジェフユナイテッド千葉(千葉)と対戦したが、0-1で敗れた。
通算成績は11勝11分け18敗の勝ち点40。順位は前節より2つ落とし、22チーム中19位に付けている。
いわきは少ない好機を生かそうと攻めるも、DF遠藤凌(25)が前半14分と44分にイエローカードを提示される不運が重なって退場し、数的不利を余儀なくされた。
一方でGK田中謙吾(33)がナイスセーブを連発し、千葉にゴールネットを揺らさせなかった。しかし後半41分にこぼれ球から失点を許し、10人ながらも猛攻を仕掛けたが敗北を喫した。
田村雄三監督(40)は試合後、「千人強の方に来場していただき、アウェーでも声援が力となった。どうしても守備的にならざるを得ない中で、10人で頑張ってくれた。選手たちには『下を向く暇はない。次戦の山形さんに勝って残留を決めよう』と伝えた」と語った。
次戦の第41節は11月4日、ホームの21世紀の森公園・ハワイアンズスタジアムいわき(いわきグリーンフィールド)に、7位のモンテディオ山形(山形)を迎える。キックオフは午後2時。今季のホーム最終戦となる。
いわきFC