25日のクリスマスに合わせ、いわき市の各地でも光によって、さまざまな演出が繰り広げられており、本格的な冬の訪れに対して温かさをもたらしている。
ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」(小名浜)は25日まで、クリスマスイベントの一環で、日中でも夜のようにイルミネーションを楽しめる「アクアマリンイルミネーション」を開催している。
この企画はNPO法人日本渚の美術協会の協力で、本館1階のマリンシアターで行われている。会場には貝がらやシーグラスなど、海岸の漂着物から手がけた「シーボーンアート作品」などが光り輝いてある。写真撮影ができるフォトスポットも用意されており、生き物の見学とともに、クリスマスの思い出作りにと、家族連れなどでにぎわっている。
常磐共同火力勿来発電所(佐糠町)が、煙突をライトアップする「勿来ゆめライト」は、なこそ幼稚園(勿来町窪田)の年長組・さくら2組の子どもたちの発案で、12月はクリスマスにまつわる色をまとっている。
今回はクリスマスカラーの赤と緑や、サンタクロースを模した赤、薄い黄、白の3色、オーナメントを表現した青や紫など、多彩な配色が代わる代わる披露され、行き交う人を楽しませている。
勿来ゆめライトは2018(平成30)年12月から、高さ約200mの8・9号機集合煙突で展開しており、季節やイベントに応じ、地元からも点灯するテーマと色を募っている。31日まで。点灯時間は午後5時から11時。
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