平六町目で22日、地域密着型商業施設「Paix Paix(ペッペ)」がオープンした。建物は旧イトーヨーカドー平店跡地を活用し、スーパーマーケットのヨークベニマルや、マツモトキヨシ、ダイソー、ケンタッキーフライドチキン、無印良品(3月8日から)などがテナントとして入る。
市中心市街地活性化基本計画に基づいた民間プロジェクトで、ペッペは「平和」「穏やか」「安らぎ」の意味があるフランス語「Paix(ペ)」を重ねて命名された。敷地北西には、いわき市初のラウンドアバウトが設けられ、昨年6月に先行して供用を開始した。
オープンに合わせたセレモニーでは、開発事業者・真砂不動産の猪狩達宏代表取締役が「平のまちを支える商業施設として、ともに長く発展していく存在になりたい。皆さんに『ペッペ』と親しみを持ってもらえれば」と呼びかけ、内田市長、いわき商工会議所の小野栄重会頭、ヨークベニマルの真船幸夫代表取締役社長が祝辞を述べた。
(写真1枚目:オープンを祝して行われたテープカット 2枚目:初日から多くの人が訪れているヨークベニマル)