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いわき花火大会 今年は8月3日開催 爛漫テーマに1万発打ち上げる

 小名浜の夏の風物詩「いわき花火大会」が、今年は8月3日に開催されることが決まった。花火大会は今年で69回目を迎え、小名浜のアクアマリンパークを舞台に、およそ1万発を予定している。
 前日の2日には前夜祭の「いわきおどり小名浜大会」が行われるほか、7月27、28日にはプレイベントの「おなはま海遊祭」も開かれる。花火大会の実行委員会総会が9日、小名浜潮目交流館で実施され、本番に向けた取り組みが示された。
 今年の花火大会はテーマに「爛漫(らんまん)~天空昇竜 夜空に高く舞い上がれ~」を掲げ、小名浜港1号ふ頭と西防波堤から打ち上げる。市民花火と創作花火で構成し、グランドフィナーレは尺玉を中心に、ワイドで盛大な花火で締めくくる。時間は午後7時から9時まで。荒天中止。
 セブンチケットによる有料の桟敷席は6月から販売する。昨年に引き続き、JRいわき駅前の大型ビジョン「ホイホイビジョン」を使ったライブ配信も検討する。
 いわきおどり小名浜大会は、新型コロナウイルス感染症の影響で、4年ぶりとなった昨年よりも規模を拡大する。会場は県道小名浜・平線(通称・鹿島街道)で、昨年を200人上回る約2千人の参加を見込む。時間は午後5時10分から9時10分まで。
 おなはま海遊祭は、恒例のキッズボートやジェットスキーの体験乗船、ジェットスキーのアクロバットショーを繰り広げる。キッチンカーの出店や、自衛隊による車両展示・音楽隊演奏なども予定。時間は両日とも午前10時から午後4時まで。
 総会には関係者ら約80人が出席し、大会会長の内田市長が「物流・観光ともに、いま小名浜は大変な勢いがあり、地元の皆さんによって支えられている。私たちも小名浜を盛り上げる政策を打ち上げていきたい」とあいさつした。
 議題として、前年度の決算報告、本年度の事業計画・収支予算案が承認された。また本年度から、花火委員会の委員長に就いた吉田一巳さんは「大会の安全を確保しながら、見る人の心に残る花火大会にしたい」と力強く意気込んだ。
 (写真:本番に向けた取り組みが示された実行委員会総会)

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