小川町上小川の名勝、夏井川渓谷の籠場の滝から上流の錦展望台までの対岸の岩場に群生し、「アカヤシオ」の名前で親しまれているツツジ科の落葉低木イワツツジが咲き始め、場所によっては満開を迎えている。
例年は平の松ケ岡公園のソメイヨシノが咲くころに開花し、4月に入ってから見ごろを迎える。今年は3月末に開花し、錦展望台では、つぼみの固い木々も多く開花がまばらだが、この一週間で展望台からも望める上流の稜線と、篭場の滝では見ごろに。9日もちらほらと花見客が訪れ、写真を撮るなどして春の訪れを実感していた。
また、今年もJR磐越東線では、開花に合わせた川前~江田駅間約2・2kmでの徐行運転をきょう11日から15日まで実施する予定で、車窓からもピンクに染まる景色を見ることができそうだ。
(写真:錦展望台から望むアカヤシオ)
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小川町上小川 アカヤシオ咲き始める 15日まで磐越東線が徐行運転
