いわきFC
いわきFC ホームで山口に1-2 田村監督「この1敗どう感じるか大事」
サッカー・明治安田J2リーグの第15節として、4位のいわきFCは12日、7位のレノファ山口FCを迎え、1-2で敗れた。通算成績は6勝5分け4敗の勝ち点23。順位は前節より3つ下げて、20チーム中7位。
いわきは4試合続けて無失点だったが、前半7分に先制点を許す。しかし23分、MF西川潤(22)が中央付近でボールを握って攻め上がり、右サイドに展開。パスを受けたMF加瀬直輝(23)が落ち着いてクロスを上げると、ゴール前でFW谷村海那(26)が頭で合わせ、同点に追いついた。
さらに追加点が欲しいいわきだが、後半20分にショートコーナーを起点に2点目を献上。再三にわたる好機を生かせず、リーグ戦5試合ぶりの黒星となった。
田村雄三監督(41)は試合後、「内容はよくなく、ある意味で完敗だった」と振り返り、課題を問われると「特定の選手を挙げることになるので、私自身のサッカーということで終わりにしておきます」と珍しく言葉少なげだった。
その上で「ここまでクリーンシートだったが、長いシーズンの中でこの1敗をどう感じるかが大事。『やられなかったからOK』と、なるべくしてなった結果だと思うので、もっと練習を徹底する必要がある」と強調した。
次戦の第16節は18日、アウェーの正田醤油スタジアム群馬(群馬県前橋市)で、20位のザスパ群馬と対戦する。キックオフは午後2時。
(写真:加瀬からのクロスを頭で合わせ、同点弾を決めた谷村=右)