サッカー・明治安田J2リーグの第17節として、7位のいわきFCは26日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきに、15位の徳島ヴォルティスを迎え、1-1で引き分けた。いわきの通算成績は7勝6分け4敗の勝ち点27。順位は前節と変わらず20チーム中7位。次戦の第18節は6月2日、「東北ダービー」として同じくハワイアンズスタジアムいわきで、5位のベガルタ仙台と対戦する。
試合は前半22分、DF石田侑資(21)が敵陣左からクロスを上げると、FW谷村海那(26)がペナルティーエリア中央で反応し、左足を合わせて先制。しかしアディショナルタイム、自陣左からのフリーキックを起点に失点を許し、1-1で折り返した。いわきは後半も攻撃の手を緩めなかったが、徳島ゴールをこじ開けられずドロー決着となった。
田村雄三監督(41)は試合後のインタビューで、「きょうに限れば、勝ち点2を失った内容だったと言える。選手たちも誰一人満足していない」と語った。その上で、多くの来場者が予想される次節の仙台戦について「最高の舞台を作っていただけるので、しっかりと競り勝てるよう、1週間いい準備をしていきたい」と再びの勝ち点3を誓った。
先制点を決め、昨季を上回る8ゴール目を挙げた谷村は「練習した形で得点が取れてよかった。チームが上に行くために、自分が決めるしかないと思っている」と強調。仙台戦は自分の得点で勝利を呼び込むと宣言した。
(写真:先制点を決めて喜ぶ谷村=左=)
いわきFC