渡辺小(阿部洋一校長)の5年生14人は10日、稲わらを使った昔ながらのかかしづくりを体験した。
同小児童は地元のコメ農家など住民による「田んぼの学校応援団」(遠藤佐一団長)とともに毎シーズン、米作りの体験学習に取り組んでいる。今年も5月24日に学校近くの学習田で田植えをし、青々とした稲が育ち始めている。
児童たちは昨年収穫し、乾燥させた稲わらを使って、かかしづくりに挑戦。事前に描いた完成イメージ図をもとに、木に稲わらをまいて肉付けし、着古した作業着などをかぶせて今にも動き出しそうなかかし3体を完成させた。
かかしは稲穂が育ち始める7月ごろ、現地に立たせる予定だ。
(写真:協力して行ったかかしづくり)
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