フラガールのふるさとで、全国の高校生がフラ・タヒチアンダンスを競い合う「文部科学大臣杯 2024年全国高等学校フラ競技大会『第12回フラガールズ甲子園』」が8月18日、いわき芸術文化交流館「アリオス」で開かれる。
前回優勝校のあさか開成(郡山市)をはじめ、1都7県から22校約200人が出場。このうちいわき市からは、いわき湯本、平商業、いわき総合、磐城一、好間といわき支援学校高等部の6校78人がエントリーし、日本一を目指す。
フラガールズ甲子園は、昨年8月に亡くなった初代フラガールのリーダー小野恵美子さんの発案で、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故が起きた2011(平成23)年にスタートした。
フラやタヒチアンの魅力を全国に発信するとともに、フラの基本でもある表現力、創造性、豊かな心を高校生たちに育んでもらう情操教育の場として続いている。
チケットは7月3日午前10時から、アリオスチケットセンターで販売開始。1階席2500円、2階席2000円、3階席1500円。車椅子席は実行委員会=電話(68)8282=へ。ステージはホームページ<こちら>でライブ配信される。
また市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」、JRいわき駅前ビル「ラトブ」、イオンモールいわき小名浜でパブリックビューイングが行われる予定。
実行委員会は12日、市役所本庁舎で大会概要などを発表した。鈴木常雄実行委員長は「参加される高校生にはフラの文化に触れるとともに、国際、多様性を感じていただきたい」と述べ、恵美子さんの夫で、総括の小野英人さんは「フラ甲子園を末永く日本に広めていけるよう取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
(写真:今年の大会について概要を発表した実行委員会)
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