小名浜海星高の水産クラブ調理チームは6日、スーパーマーケットのマルトで、地元で水揚げされた「常磐もの」などの県産品を使って考案・開発した総菜商品の販売を始めた。マルトの青少年育成と農林水産物拡大を目指した事業の一環で、県内唯一の水産系高校の特徴を生かした取り組みとして続いている。
初日の6日には、平字尼子町のマルトSC平尼子店で販売実習を行った。商品化の取り組みは5月から始まり、生徒たちとマルトによる意見交換や試作を経て、最終的に3品が商品化された。
販売されているのは、アジが香ばしい「焼きアジの南蛮漬け」、カナガシラのすり身を使った「野菜フィッシュボール」、いわきみそとアカウオを採用した「赤魚のスコップコロッケ」。いずれも価格は税込み538円。
調理チームの部長・松崎漣さん(3年)は焼きアジの南蛮漬けが一押しといい、「みんなで意見を出し合って完成させた。ぜひ多くの方に召し上がってほしい」と話している。
販売は8月4日の土曜・日曜。取り扱い店舗は次の通り。SC中岡店 四倉店 SC君ケ塚店 好間店 SC高坂店 岡小名店 SC城東店 SC草野店 SC平尼子店 SC湯本店
(写真:店頭に並んだ小名浜海星高の生徒による商品)
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