いわきFC
いわきFC「魂の息吹くファン感謝祭」 多彩な催しで選手とサポーター交流
サッカー・J2いわきFCの「魂の息吹くファン感謝祭2024」は17日、21世紀の森公園・いわきグリーンベースで開催された。今シーズンの締めくくりとして、選手・スタッフとサポーターが交流する機会として企画され、1358人が詰めかけた。
ファン感謝祭は、いわきFCスタジアムナビゲーターのSOUさんと、福島中央テレビ(中テレ)の今野花織アナウンサーが司会を務めた。サイン会や、チームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智代表取締役を交えたトークショー「サトシの○○」に加え、選手と来場者による借り物競争とジェスチャーゲームが行われ、大いに盛り上がった。
トークショーでは、田村雄三監督が今季に関する裏話を披露した。現役引退を表明したGK田中謙吾選手が、残り2試合となったアウェー・清水エスパルス戦の朝、気持ちが落ち着かず、思わず散歩に2回出ようとしたエピソードを語った。
田村監督はそうした様子をくみ取って激励したと明かし、田中選手も体と心が整った状態で、最終戦となったホーム・ザスパ群馬戦のピッチに立てたと振り返った。
また中テレの番組で恒例の「どきどきサイコロゲーム」や、選手がアイドルに扮(ふん)したステージショー、サポーターが選んだ最優秀選手の表彰などもあり、最後はハイタッチで来場者を見送った。
(写真:今季に関する裏話も披露されたトークショー)