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いわき市の30代男性 仮想通貨巡る投資詐欺で430万円相当の被害に遭う
いわき東署は18日、市内の30代男性がSNS型投資詐欺の被害に遭い、430万円相当の仮想通貨をだまし取られたと発表した。
同署によると、男性の携帯電話に昨年11月中旬ごろ、投資会社をかたる男から「これから上がるので、資産を仮想通貨に換えませんか。最初の1カ月は無料で利子が上がる仮想通貨を教えます」などと電話があった。
話を信じた男性は無料通信アプリ「LINE(ライン)」に誘導され、実際に仮想通貨への投資を行った。すると別の仮想通貨を紹介され、昨年11月20日ごろ~今年1月30日ごろの間、最初の投資先から計7回にわたって、合わせて430万円相当の仮想通貨を送信したところ、引き出せずにだまし取られたことが分かった。
なお指示された仮想通貨に関して、サイト上では利益が出ていたという。
同署では詐欺被害防止のため、「見知らぬ相手からの電話やSNS、マッチングアプリを通じて知り合った相手からのお金の話は詐欺を疑うこと」「金銭を支払う前に、家族や警察に相談すること」を求めている。
(資料写真:いわき東署)