福島県いわき市のニュースやお悔やみ情報をお届けします

ニュース

いわき市議会12月定例会 一般質問初日の答弁から 企業誘致や入札の問題など

 市議会12月定例会は9日、一般質問が始まった。紙面から初日の主な市の答弁を紹介する。
 <地域リーダー国際研修センター(CIFAL=シファール)を巡り、東日本国際大との分担は>
 津田一浩総合政策部長 東日本国際大はアカデミックな研修プログラムの実施を想定し、市は地域課題に焦点を当てた人材育成プログラムを考えている。また上部組織・国連ユニタールも交え、市内で国際会議やシンポジウムを開催し、本市の国際化を進展させる取り組みも検討する。
 <本市の新規企業立地と既存企業の設備投資の動向は>
 佐竹望産業振興部長 敷地面積1千平方m以上を有する工場の新設届け出件数は、2021(令和3)年から23年で、市外から7件、投資総額は約952億円で、59人の新たな雇用が創出されている。既存企業の設備投資の実績では、届け出が10件で、投資総額は約379億円、149人の新規雇用が生まれた。
 <水道局の工事契約解除等を受け、市の再発防止に向けた考えは>
 内田市長 市政全体の信頼を揺るぎかねない深刻な事態と認識し、重く受け止めている。本年度は水道局以外に、市営住宅解体工事でも情報漏えいを疑う報道や、契約解除、入札中止となる事案があった。職員研修に加え、最低制限価格の設定方法変更、総合評価方式の拡充といった制度面での改善など、市として必要な対応を検討する。
 <本市における浸水センサの設置状況は>
 市毛芳幸土木部長 大雨時における道路の冠水状況や、市街地などの浸水状況の早期把握を目的に、試行的に設置を進めている。過去の浸水実績等を踏まえ、計84基を設置して検証するが、うち38基は11月に完了しており、国の浸水センサ表示システムとの連携に向け、調整を進めている。残る46基については、出水期となる来年6月までに閲覧可能になるよう設置を進めていく。
 (資料写真:いわき市議会)

PR:全国各地から厳選した「旬の魚」を吟味しすべて「生」からお造りいたしております

カテゴリー

月別アーカイブ

海産物加工品の製造販売 丸市屋
More forecasts: 東京 天気 10 日間

関連記事

PAGE TOP