市は16日、開会中の市議会12月定例会に対し、新たに条例改正と補正予算に関する議案15件を提出すると発表した。いずれも最終日の18日に追加提案する。
条例改正案としては、10月の県人事委員会勧告を踏まえ、市職員の給与などを引き上げる考えを示した。給料表の改正として、初任給を中心に若年層に重点を置いて給料月額を増やし、行政職給料表の平均改定率は2・95%増とする。また期末・勤勉手当も増額し、6月期と12月期で合わせて4・6月(0・15月増)となる。
給料表の改正を巡っては4月にさかのぼって適応。9か月分の給与の差額と、12月期の期末・勤勉手当との差額は、市議会定例会で議案が可決された場合、26日に別途支給される。
職員の給与引き上げに伴い、市議と市長等の特別職の期末手当も引き上げる方針。
補正予算案は、一般会計で11億1834万6千円。うち給与改定の内容をふまえ、職員人件費等に10億7757万円を盛り込んだ。
(資料写真:いわき市役所本庁舎)
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