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片隅抄

2025.01.04

昨年の暮れに発表された「今年の漢字」は『金』だった。表立ってはパリ大会での金メダルだが、そこには政治家たちの裏金問題や物価高騰といったお金にまつわる庶民の鬱憤が凝縮されている▼さて、田村郡三春町には『希望の一文字』があり、三春だるま市(1月19日)の開幕式で発表される。1年を総括するのではなく、こちらは令和7年の始まりを寿ぐ希望の一文字だ。地元の福聚寺住職で、芥川賞作家の玄侑宗久さんが選び、大きなだるまのお腹に書き入れる▼昨年は、笑い喜ぶという意味の「欣」だった。過去の7年間7文字を古い順に並べていくと、そこには玄侑さんの大切な教えが込められているという。「欣」は新たな始まりとなる▼若いうちは体力・気力で抑え込んでいただろうに、60も後半に入ると病魔が不気味に頭をもたげてくる。昨年後半は体調不良に悩まされた。ありきたりだが健康第一。もう少し現役でいたい。よって希望の一文字は「康」。

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