金刀比羅神社例大祭に合わせ「１１０番の日」啓発 いわきＦＣ２選手参加

　常磐関船町の金刀比羅神社（金土重順宮司）は１０日、恒例の例大祭を執り行った。海上安全の神様として信仰を集め、１年の無病息災、開運、諸願成就などを願う「こんぴら様のお祭り」として親しまれており、今年も朝早くから多くの参拝者が足を運んだ。
　例大祭に合わせ、いわき中央署が「１１０番の日」の啓発活動を繰り広げた。１１０番の日は語呂合わせにちなみ、１９８５（昭和６０）年に警察庁が制定した。
　啓発活動は２部制で、午後からはサッカー・Ｊ２いわきＦＣのＤＦ石田侑資選手（２２）、ＤＦ堂鼻起暉選手（２６）が訪れ、広報活動に一役買った。
　ふたりは制帽、制服姿の両選手は１１０番にまつわる○×クイズの司会を務めたあと、キックターゲットを行い、「闇バイト」「飲酒運転」「自然災害」「Ｊ１への壁」としるされたパネルを、見事なキックで抜いて、見物者から大きな拍手が送られた。
　（写真：啓発活動に参加した石田選手＝左＝と堂鼻選手）