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新常磐交通 4月から路線バス運賃値上げへ 消費税転嫁除き17年ぶり
新常磐交通は20日、4月から路線バスの上限運賃を引き上げる方針を示した。背景には人件費や燃料費の高騰があり、20日に国土交通省東北運輸局長に申請した。上限運賃の引き上げは消費税転嫁を除いて、2008(平成20)年1月以来17年ぶり。
主な実施内容としては、初乗り運賃(最低運賃)が170円→200円に。対km区間運賃は30~100円の値上げとし、市内一部地区で設定していた100円区間は廃止する。学生向けのスチューデントパスは1万5千円→1万7千円、65歳以上を対象とするゴールドパスは8千円→9千円となる。
主な区間の運賃としては、いわき駅前―磐城一高が170円→200円、いわき駅前―高専前が210円→240円、いわき駅前―ラパークいわきが370円→410円、泉駅前―海星高校が420円→470円。
(資料写真:新常磐交通の路線バス)