サッカー・明治安田J2リーグの第9節として、19位のいわきFCは12日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきに、14位のモンテディオ山形を迎え撃った。いわきは立ち上がりから優位に試合を進めたが、前半終盤に一瞬のすきを突かれて先制点を許すと、そのまま得点を動かすことができずに0-1の惜敗を喫した。
今季初勝利はまたも持ち越しとなり、リーグ戦は5連敗に。通算成績は3分け6敗の勝ち点3。次節は20日、アウェー・富山県総合運動公園陸上競技場(同県富山市)で、カターレ富山と対戦する。キックオフは午後2時。
田村雄三監督(42)は試合後、「サポーターの皆さんにいい雰囲気を作っていただいたが、勝てずに申し訳ないです。ただ選手たちはファイティングポーズを取り続けてくれた」と振り返った。
その上でサイドからのクロスは良かったとし、中で受ける攻撃陣との連携の質を高めていくと強調した。苦しい台所事情だが、けが人が戻ってくる見通しも示した指揮官。「勝てていないという現実をしっかりと受け止めたい」と厳しい表情を浮かべながらも、富山戦では勝利を届けると誓った。
(写真:山形ゴールに迫ったFW谷村海那)
いわきFC
いわきFC ホームで山形に0-1 今季初勝利はまたも持ち越し






