川前町下桶売のソバ畑で、ソバの白い花が見ごろを迎えている。市内中心部より気温が約5度低い高原で涼しげな風景が広がり、住民や観光客らの目を楽しませている。
海抜約450mにある約4千平方mのソバ畑にはアキアカネが飛び交い、青空を背景に白い花が揺れている。畑は集落の15世帯が共同で栽培。近くの飲食店、手打ちそば・うどん・日本きじおこわ「きじや(根本久店主)」が買い取り、11月から新そばを提供する。
根本さんによると、今年は7月下旬に種まきし、順調に生育。台風などの大雨に見舞われると、収量が落ちるが、平年は360kgほど収穫できるという。その日に手打ちする二八そばで、ざるそばは700円(税込み)。
「店は今年、開店して10周年。そばは毎朝、丹精込めて手打ちしている。ぜひ食べに来てほしい」と話している。営業日は土、日、月曜日の午前11時~午後2時。問い合わせは同店=電話(84)2788=へ。
(写真:見ごろを迎えているソバ畑)
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<スナップショット>川前町下桶売でソバの白い花見ごろ 涼しげな風景広がる






