サッカー・明治安田J2リーグの第31節として、11位のいわきFCは27日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきに、12位のヴァンフォーレ甲府を迎え撃ったが、2―3で逆転負けを喫した。通算成績は10勝10分け11敗の勝ち点40。順位は前節より1つ下げ、20チーム中12位となっている。
次節は10月5日、アウェー・えがお健康スタジアム(熊本市)で、16位のロアッソ熊本と対戦する。キックオフは午後3時。
いわきは前半26分、FW熊田直紀(21)が敵陣中央をドリブル突破し、左サイドのMF山中惇希(24)に預ける。山中は深い位置取りで相手守備をけん制すると、左サイドを駆けてきたDF深港壮一郎(25)にバックパス。深港はファーにクロスを上げ、MF五十嵐聖己(23)が頭で落として先制点を挙げた。
後半3分にはMF柴田壮介(24)が右サイドで跳ね返りを拾うと、五十嵐がパスを受け、そのまま切り込んでゴール前に低いグラウンダーのクロスを放ち、FW加藤大晟(23)がワンタッチで追加点を奪取した。
しかし31分にゴール前の攻防を制されて1点差に詰め寄られると、41分にはクリアミスから相手にボールが渡ってしまい、守備の裏を突かれて同点に追いつかれる。
さらにアディショナルタイムには自陣左サイドを突破され、甲府に3点目を許す展開に。最後まで猛攻を仕掛けたが、2点のリードを守り切れず今季初の逆転での敗戦となった。
(写真:試合後に厳しい表情を浮かべる選手ら)
いわきFC
いわきFC ホームで甲府に2-3 今季初の逆転負けを喫す






