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自民党新執行部が発足 いわき市関係の所属国会議員 新総裁の高市氏に期待の声

 自民党の高市総裁は7日、総務会で党役員人事を正式決定し、新執行部を発足させた。麻生派を中心に執行部を固め、党内基盤の安定化を図った。
 高市氏は今月中旬にも召集される臨時国会に向け、閣僚人事を本格化させるとともに、野党との連携協議を加速させる。高市氏は党本部で開かれた総務会の冒頭、「今の暮らし、未来への不安を希望と夢に変えていきたい」とあいさつした。
 党務を取り仕切る幹事長には、鈴木俊一・前総務会長(72)を起用した。総務会長には有村治子・元女性活躍相(55)、政調会長には小林鷹之・元経済安全保障相(50)、選挙対策委員長には古屋圭司・元国家公安委員長(72)を充てた。副総裁には麻生太郎・元首相(85)を登用した。=読売新聞社配信
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 高市体制の始動に先立ち、新総裁にはいわき市関係の自民党国会議員から期待の声が寄せられた。
 坂本竜太郎衆院議員(福島4区)=植田町、1期=は、総裁選では1回目、決選投票ともに小泉進次郎農水相を支持したが、「自民党が一致結束し、高市総裁のもとで福島の復興に向けていっそう努力していく必要がある」と指摘する。
 派閥の政治資金問題で収支報告書に不記載があった件で、国民に不信感を持たれた中で、この国のために責任を果たしていく必要があると重ね、「福島のため、日本のために未来を作っていく」と話す。
 坂本氏にとって、高市氏は良く見知った政治家だ。父・剛二氏が非自民の立場で政治改革を目指していた際、新人議員だった高市氏はともに活動した一人だった。そうしたエピソードを交えつつ、改めて来県してもらい、復興の現場を感じてほしいと呼びかけた。
 森雅子参院議員(福島選挙区)=泉町、4期=も小泉氏に2回とも投票したが、「初の女性総裁が誕生したことは大変うれしく思う。総裁選が終わり、一致団結して高市総裁を支えていくことが決まった。私もその一人として、福島にたくさん足を運んでいただきたいと思っている」と語った。
 とりわけ東京電力福島第一原発の廃炉、除染土の県外搬出など重大な課題が山積しており、復興の状況も地域によって濃淡があるため、強いリーダーシップを発揮してほしいと述べ、必要な財源の確保に向けて尽力すると強調する。
 第4次安倍第2次改造内閣で森氏が法相、高市氏が総務相を務めるなど親交があり、互いに誕生日プレゼントを贈り合った間柄でもあるといい、福島の姿をしっかりと伝えていくと約束した。
 (写真:自民党の高市総裁による新執行部=米山要撮影/読売新聞社配信)

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