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いわき市議会10月定例会 一般質問2日目の答弁から 障がい者支援、選挙など
市議会10月定例会は28日、一般質問が続いた。紙面から2日目の主な市の答弁を紹介する。
<聴覚障がい者に対する取り組みについて>
佐々木篤保健福祉部長 今後の取り組みとして、AI技術を用いて、手話と音声をリアルタイムで相互テキスト化し、手話を知らない人とも円滑にコミュニケーションできる「AI手話トーク」の活用に向けた実証実験などを行う予定。
<給食費無償化を巡る質の維持について>
赤津俊一教育部長 本市の学校給食は国が定める「学校給食摂取基準」に基づき、調理・提供している。2022(令和4)年度から、物価高騰に伴う食材費の増加にあたって追加負担を求めなかった際にも、質・量を確保してきた。今回の小学校の給食費無償化でも、これまで通りの質・量を確保したおいしい給食を提供していく。
<学びの深化へ少人数学級の推進や教職員の増員を国に強く働きかけるべきでは>
服部樹理教育長 本市としては県教委と連携し、教員の人材確保に取り組むとともに、今後も部活動支援員や特別支援教育支援員等、外部スタッフの配置等を継続的に進めていく。
<市長選の低投票率について>
飯間選挙管理委員会委員長 棄権した理由で「選挙や政治に関心がなかったから」が最も多い理由だった。年代別では10代が27・82%、20代が22・64%と、全体の41・84%を大きく下回り、若年層の選挙離れが大きい。
(資料写真:いわき市議会)