いわきFC
<いわきFC余話>札幌戦で決勝弾の柴田 喜び見せるもどん欲に高み
■明治安田J2・J3百年構想リーグ第1節 いわきFC1-0北海道コンサドーレ札幌(8日、ハワスタ)
▽得点【い】柴田(前15)
昨季後半の躍進を支えた立役者のひとり、MF柴田壮介(24)は先発出場すると、前半15分、ゴール前にスルスルと飛び出して、今季オープニングゴールを決め、満面の笑みでチームメイトと抱き合って喜びを分かち合った。
柴田は相手のパスミスを逃さず、センターサークル内でボールをカットすると、すかさず前方のMF西谷亮(22)へ預ける。西谷はそのままドリブルで攻め上り相手4枚を引き寄せながら、その右を駆け上る柴田へ。相手キーパーの位置を一瞬で把握し、ダイレクトで右足を合わせゴール左に押し込んだ。
「キーパーが(前に)出て来なかったのを見て、(西谷からの)スピードのあるボールを地面にたたきつけることを意識した」
2024年8月に湘南ベルマーレから期限付きで移籍し、初年度はベンチを温める機会が多かったが、昨季はスタメンに定着し、攻守の軸たるアンカーとして活躍。「自分を本当に必要としてくれている」と感じ、いわきに完全移籍を決めた。
開幕戦ではシステムの変更に伴い、MF山口大輝(28)とともに2トップの後方、シャドーの位置で流動的に前後して試合をかじ取りした。「自分のゴールで勝てたのは良かった」と喜ぶ。
だた札幌の5本に対し、21本ものシュートを放ったにも関わらず1点のみと、攻撃陣の決定力には大きな課題が残った。コンディションも途上といい、「まだまだレベルの高い相手に仕留められてしまうチームなので、ゲーム体力を含めて穴のない守備をしつつ、(山口)大輝君や後ろとの連係も改善していきたい」と、勝利の喜びもつかの間、すぐに兜(かぶと)の緒を締めた。
(写真:先制ゴールを含め攻守で活躍した柴田)