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マルト 6次化商品で復興支援 大熊のイチゴでカレー、浪江のニンニクで餃子を

 いわき市や茨城県でスーパーマーケットを展開する「マルト」(本社・勿来町窪田、安島浩代表取締役社長)は20日、県産農林水産資源を活用した新商品創出の取り組み「ふくしまフードプロジェクト(FFP)」の一環で、郡山市のホテルハマツで行われた6次化商品発表会・成果報告会に参加し、自社で手がけた「大熊町いちごカレー」と「サムライ肉餃子」を紹介した。
 FFPは県が中心となって、県内の生産者やメーカー、流通・小売業者、観光業者など多様な関係者で構成し、昨年8月に始動した。本年度は15のプロジェクトがあり、4つが実際に商品化。うち2つがマルトとなっている。
 カレーは双葉郡大熊町のイチゴ、餃子は同郡浪江町のニンニクを採用。いずれも東京電力福島第一原発事故に伴い、一時は全町避難を余儀なくされた地域で、現在は本格的な営農再開が進んでいる。
 マルトではこうした動きに合わせ、FFPと連携して復興支援に協力し、魅力ある6次化商品の開発を実現した。安島大司・常務取締役商品本部長は「これからも皆さんとともに、一つでも多くの笑顔を増やす活動をしていきたい」と呼びかけた。

 マルトは東京電力福島第一原発事故の影響を受けた双葉郡に対する復興支援に努めており、楢葉町でのサツマイモ栽培や、ふたば未来学園高(広野町)との商品開発に加え、今年10月には大熊町に店舗をオープンする。
 こうした中で、大熊町の「ネクサスファームおおくま」とタッグを組み、規格外のイチゴのピューレをカレーに用いることを決めた。フルーティーでまろやかな味わいが特徴で、震災復興に向けてのメッセージも込めている。
 価格は398円+税。3月20日からマルト全店(勿来駅前店を除く)で販売する。
 また浪江町で営農再開にこぎ着けた「ランドビルドファーム」が手がけたニンニクとして、相馬野馬追に参加する騎馬の堆肥で育て、大粒で香りが高いサムライガーリックにも注目。マルトの餃子などを手がける小名浜の磐城飯店が協力し、国産具材がたっぷり入っており、食べごたえとパンチのある商品に仕上げた。
 6次化商品発表会・成果報告会には、磐城飯店の丹孝介代表取締役社長も登壇した。
 価格は6個入りが540円+税、4個入りが360円+税。20日からマルト31店舗(勿来駅前店、錦店、神谷店、神白店、東金沢店、平沢店以外)で取り扱いが始まった。
 (写真1枚目:大熊町いちごカレーとサムライ肉餃子 2枚目:商品開発への思いを語る安島常務)

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