19日は暦の上では氷が溶けて水になる時期で、二十四節気「雨水」だった。雨水ぬるみ、草木が発芽し始めるころとされる▼立春が過ぎここ数日は、全国的に春を思わせるような陽気が続いているが、地域によっては雪または冷雨の日が多く、まだまだ寒波寒風の荒れた時がある。中でも、北陸、山陰、東北北部では例年にも増して雪が多く、道路の除雪、屋根の雪降ろし作業が間に合わず、自衛隊が出動した地域もある▼雪国では除雪してもすぐに降り積もる雪に疲れを感じている人も多い。この大雪は数年前から続き、一説によると地球温暖化が原因とされる。気候変動は地球規模で起こり、生物界にも影響を及ぼしている。常磐沖でもこれまで見られなかった、エビやフグといった魚種が獲れるようになった▼近年は夏の酷暑に冬の寒波と年間を通して異常気象が多い日本。今年は丙午。変革の年と言われるが、こと気象に関しては、四季に彩られた美しい日本であってほしい。