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実入り・色味とも申し分なし! 漁解禁に合わせて「ウニの貝焼き」作り始まる
いわき市のウニ・アワビ漁が1日、今年の解禁日を迎えた。市漁業協同組合(市漁協)によると、ウニ漁は8月上旬、アワビ漁は9月上旬まで続く見込みで、このうちウニについては、名物である「ウニの貝焼き」作りが始まった。
1日は小名浜で約40kgのキタムラサキウニが水揚げされ、近くの加工施設で採鮑(さいほう)組合の家族らが貝焼き作りを進めた。今年のウニは実入り・色味とも申し分なく、市漁協ではたくさんの食卓に届くことを期待している。
初競りには92個の貝焼きが出され、5410~3660円の値が付いた。平均は4891円で例年並み。
ウニの貝焼きはいわき地方の郷土料理。キタムラサキウニの身をホッキガイの貝にぜいたくに盛り付け、小石の上にのせて蒸し焼きにする。ウニの甘味が特徴的で、贈答用でも重宝されている。
いわき地方のウニは江戸時代から有名で、将軍家献上品として取り扱われた。貝焼きは同時代後期に作り始めたいわれを持つ。こうした歴史から2023(令和5)年、「うにの貝焼」の名称で、文化庁が長年親しまれている食文化をたたえる「100年フード」に認定した。
(写真:ぜいたくにウニを盛り付けた「貝焼き」作り)