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片隅抄

資源エネルギー庁が「日本の再エネ拡大の切り札」と呼ぶ「ペロブスカイト太陽電池」。一般的な太陽電池は大型のパネルが並ぶが、ペロブスカイト太陽電池は薄い・軽い・曲がるの特徴を持ち、曇天時でも効率よく発電できる▼いわき市では中央台で進む「いわきスマートタウンモデル地区推進事業」で、ペロブスカイト太陽電池の実証実験を予定。既存設備を活用し、老朽化する社会資本のあり方を模索するほか、蓄電池を通じた災害発生時のレジリエンス(回復力)向上を探る▼中央台での事業の代表企業を務める積水化学工業は、この分野の筆頭格。子会社・積水ソーラーフィルムはフィルム型のペロブスカイトの開発・製造販売を手がける。11日からは千葉県柏市で、水田の上にペロブスカイト太陽電池をわたす「営農型発電」を始めた▼ペロブスカイト太陽電池は日本がリードする技術。エネルギー安全保障の観点からも、いわき市での実証実験も大いに期待したい。

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