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いわき市の官民による次世代育成事業 本年度は地元の芸術・空間を活用へ
官民一体でいわき市の次世代を担う人材を育成する「いわきアカデミア推進協議会」。2016(平成28)年に発足した組織で、本年度は新規事業として、市内の小学5年~高校生を対象に「対話型鑑賞」を展開する。
原画を棟方志功が手がけた旧平市民会館の緞帳で、いわき芸術文化交流館「アリオス」に大型陶板が展示されている「大平和の頌」と、詩人・谷川俊太郎が同館開館に贈った「アリオスに寄せて」、いわき駅前大通りの計3項目をテーマとし、社会で必要な考える力や、コミュニケーション力を高めていく。
対話型鑑賞は作品の解説を一方的に聞くのではなく、参加者が深く観察し、発見や感情を言葉にして、他者と共有するワークショップ形式の取り組み。今回は異学年混合で実施し、正解のない問いに向き合うことで、自分の感性を否定されず多世代に認められる経験によって、いわきへの郷土愛を育む狙いを持つ。
拡充事業としては、市内高校生向けの「探究カフェ」を深堀り高校の総合的な探究の時間と連携し、異なる学校の生徒や社会人と対話して内容を磨き上げる。
また国による歩道の有効活用が可能となる制度「歩行者利便増進道路(ほこみち)」として、いわき駅前大通りの「たいらほこみち」を、アンケート調査やワークショップの舞台として提供する。
(写真:対話型鑑賞のテーマとなる「大平和の頌」)