来春のセンバツ甲子園大会につながる「第76回秋季東北地区高校野球福島県大会」(県高野連主催)の準決勝が28日、会津若松市のあいづ球場で行われた。午前9時半からの第1試合で東日大昌平とふたば未来学園が対戦し、7―0の七回コールドで、29日の決勝に駒を進めた。東日大昌平は10月12日、ヨークいわきスタジアムと福島市の県営あづま球場で開幕する東北大会の切符を手にした。東北大会出場は3年ぶり6回目。
東日大昌平は五回まで好機を生かせずゼロを並べたが、六回、先頭打者の5番浅野空羽(2年)が中越え二塁打を放つと、続く渡辺頼都(1年)の犠打で塁を進め、7番金沢匠良(同)がきっちりと犠飛を決めて先制のホームを踏んだ。
さらに8番田中仁翔(2年)の左越え二塁打から1点を追加し、七回には3安打に加えて四死球、失策と相手の乱れを突いて点を積み重ね、試合を決めた。投げては伊奈蓮樹(2年)が被安打3、7奪三振の好投で完封した。
決勝はあいづ球場で正午から、学法石川を10―3(七回コールド)で下した聖光学院が相手となる。
(写真:七回無失点の好投を見せた東日大昌平の伊奈)
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